大腸がん -病期分類-

TNM分類(UICC 第7版)

TNM分類は悪性腫瘍の病期分類に用いられる指標です。
大腸がんの壁深達度(T因子)、リンパ節転移(N因子)、遠隔臓器への転移状況(M因子)で分類されます。

壁深達度(T因子)

大腸の壁は、内側から粘膜、粘膜下層、固有筋層、漿膜下層、漿膜の5つの層に分かれています。
深達度はTis~T4bに分類され、数字が大きくなるほど大腸がんの深達度は高いとされています。

TX原発腫瘍の評価が不可能
T0原発腫瘍を認めない
Tis上皮内がん
T1粘膜下層に浸潤
T2固有筋層に浸潤
T3漿膜下層、漿膜被覆のない結腸
あるいは直腸の周辺組織に浸潤
T4a腹膜への浸潤
T4b他臓器または組織に浸潤

 

リンパ節への転移(N因子)

NX所属リンパ節転移の評価が不可能
N0所属リンパ節への転移なし
N1a所属リンパ節転移が1個
N1b所属リンパ節転移が2~3個
N1c所属リンパ節転移はないが、漿膜下層、腸間膜、腹膜に覆われていない周辺組織に腫瘍を認める
N2a所属リンパ節転移が4~6個
N2b所属リンパ節転移が7個以上

 

遠隔転移(M因子)

MX遠隔転移の評価が不可能
M0遠隔転移なし
M1a1臓器に遠隔転移あり
M1b2臓器以上の遠隔転移または腹膜播種

 

ステージ分類

やくざいし
転移があればstageⅣです

 

TNM分類N0N1N2
N1aN1bN1cN2aN2b
Tis0- - - - 
T1ⅢAⅢAⅢAⅢAⅢB
T2ⅢAⅢAⅢAⅢBⅢB
T3ⅡAⅢBⅢBⅢBⅢBⅢC
T4T4aⅡBⅢBⅢBⅢBⅢCⅢC
T4bⅡCⅢCⅢCⅢCⅢCⅢC
M1M1aⅣAⅣAⅣAⅣAⅣAⅣA
M1bⅣBⅣBⅣBⅣBⅣBⅣB

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です