大腸がんとは

大腸がんとは

大腸がんは、大腸(結腸・直腸・肛門)に発生するがんで、

①良性のポリープががん化して発生するもの
②正常な粘膜から直接発生するもの

2つがあります。日本人ではS状結腸と直腸にがんができやすいといわれています。

また抗がん剤を使用する際に注目するところとして大腸には右側と左側の区別がありますが、上行結腸・横行結腸を右側、下行結腸・S状結腸・直腸を左側と考えられています。


※国立がん研究センターがん情報サービスより

 

大腸がんの罹患率

罹患率とは新たに診断された人口の割合のことです。

ちなみ2013年の罹患数は男性74,881名、女性は56,508名です。

罹患率は男性で1年間に10万人あたり121人、女性で86.4人です。

男性では胃がん、肺がんに次いで3番目、女性では乳がんに次いで2番目に多いがんです。

 

組織型分類

大腸がんは、腺がん、腺扁平上皮がん、扁平上皮がんに分かれます。

大腸がんのほとんどは腺がんです。

病理組織名英語表記
●腺がんAdenocarcinoma 
 -乳頭腺がんPapillary adenocarcinomapap
 -管状腺がんTubular adenocarcinomatub
  -高分化Well differentiated typetub1
  -中分化Moderately differentiated typetub2
 -低分化腺がんPoorly differentiated adenocarcinoma 
  -充実型Solid typepor1
  -非充実型Non-solid typepor2
 -粘液がんMucinous adenocarcinomamuc
 -印環細胞がんSignet ring cell carcinomasig
 -髄様がんMedullary carcinoma 
●腺扁平上皮がんAdenosquamous carcinomaasc
●扁平上皮がんSquamous cell carcinomascc

大腸癌取扱い規約 第8版より

 

大腸がんの病期

0期がんが粘膜内にとどまる
Ⅰ期がんが固有筋層にとどまる
Ⅱ期がんが固有筋層の外まで浸潤している
Ⅲ期リンパ節転移がある
Ⅳ期血行性転移(肝臓や肺)または腹膜播種がある

 

大腸がんの5年生存率

0期94.0%
Ⅰ期91.6%
Ⅱ期84.8%
Ⅲa期77.7%
Ⅲb期60.0%
Ⅳ期18.8%

(2000年~2004年症例)
※Ⅲa期:リンパ節転移が3つ以下、Ⅲb期:リンパ節転移が4つ以上

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