【換算】オキシコンチン錠からタペンタ錠への切り替え




POINT
【投与量】オキシコンチン錠:タペンタ錠 = 1:5
【変更タイミング】オキシコンチン錠の最終投与から12時間後を目安にタペンタ錠開始
例)オキシコンチン錠を1日2回 1回20mg(1日40mg)を内服している患者の場合、次回内服予定のタイミングからタペンタ錠100mg/回(1日2回)を内服開始する。
レスキューに関してタペンタドールは徐放性製剤しかないため、疼痛増強時のレスキュー薬としては他のオピオイド鎮痛薬の速放製剤を使用する。
 
またタペンタドール製剤に切り替える際は、三環系抗うつ剤、セロトニン・ノルアドレナリン再取り 込み阻害剤(SNRI)、選択的セロトニン再取り込み阻害剤 (SSRI)はセロトニン作用を増強するので注意してください。
なにを注意するのかといえばセロトニン症候群(錯乱、激越、発熱、発汗、運動失調、反射亢進、ミオクローヌス、下痢等)に注意してくださいということです。
(参考資料)医療用麻薬 適正使用ガイダンス